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ジャケ買いならぬパッケージ買いです。かわいい!

ルピシアの前を通ったら、期間限定の紅茶が。 パッケージがかわいい!そして、私がニガテではないセイロン茶葉たち。 ということで、値段(1,600円・税込)に若干悩みつつも購入してしまいました。
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かけられたゴムを解き、開くと茶葉の説明が。丁寧な仕事!

セット内容は、ウバ・ディンブーラ・ヌワラエリヤ・キャンディ・ルフナの5種。 これらは全てスリランカの地名です。 紅茶の茶葉って、多くが産地の名前なんですよね。 インドのダージリン・アッサムなんかも地名です。 ちなみにアールグレイはこれらの茶葉にベルガモットのフレーバーをつけたものです。 「グレイ伯爵」という意味らしいですよ。
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中には25gずつの茶葉が5袋。それぞれ蒸らし時間が違います。

これらの紅茶の風味の違いはどうやって生まれるのでしょうか? 実は、栽培地の標高だそうです。 ウバとヌワラエリヤが1,220m以上の高地産。 ディンブラが610~1,220mの中地産&高地産。 キャンディが中地産。 ルフナが610m未満の低地産、とのこと。 育て方も関係があるとは思いますが、一番の違いは環境なんですね。
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左がヌワラエリヤ、右がルフナ。

今回は違いがよりわかりやすいと思われる、高地産のヌワラエリヤと低地産のルフナを飲み比べしてみます。
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ヌワラエリヤ。水色が明るい。

ヌワラエリヤは「ダージリンにも似た青く清々しい風味」とのこと。 10年ほど前に一度飲んで、その時以来でしたが、印象が変わらず本当に青っぽい香りがします。 なんとなく小高い丘の芝生を思い出しちゃうんですよね。 口の中がさっぱりとするような感じは少し緑茶に似ているかも!?
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ルフナ。きれいな色です。

ルフナは「香りが穏やかで飲みやすい」とのこと。 飲みなれている紅茶に近いのですが、なんとなく甘いようなちょっとクセのようなものを感じます。 このクセらしきもの、ミルクととても相性がいいみたいです。 ミルクをさして飲んだら、とてもおいしかった! ルフナ、覚えます!!(ドラクエの呪文みたいですね。) 明らかに印象の違うヌワラエリヤとルフナ。 舌でわかる「違い」、とっても面白かったです。 ここ数年はティーバッグしか飲んでいなかったので、久々のリーフティーおいしかったなあ。 しかし、おいしい紅茶は胃にも「どしんっ」とくるみたいです。 回復したら、他のものも飲み比べしたいと思います。